02 Ott Pranzo medievale a Citerna
Un articolo dal blog giapponese cuoreverde.exblog.jp parla del pranzo medievale all’Osteria le Civette.
2013年 10月 02日
中世の宴と食事
ペルージャから車で北に向かうこと約1時間。初めて訪れた村は、趣のある城壁に囲まれています。
この城壁の手前に見えるいくつかの窓の左手は、城壁に沿って長く長く続く、レストランのテラス席になっています。このテラスにテーブルや椅子が多数並べられ、お客様たちは、中世の音楽の演奏を聞きながら、中世の料理が専門というシェフの料理を楽しみました。
時に、いくつかのおいしいウンブリアのワインの試飲があり、ソムリエから、それぞれのワインについて詳しい説明があります。通訳の仕事での参加だったので、料理やソムリエの説明を訳したり、お客様たちの質問に答えたりしていて、落ち着いて食べることはできませんでしたが、ワインについても、新しい発見があり、料理も、このニシンのマリネがとてもおいしかったです。
場所がちょうど、ウンブリアとトスカーナの州境にあることもあり、サラミもチーズも、二つの州のものを味わうことができました。花粉症の季節は過ぎたものの、アレルギーに負けない体づくりをと、サラミやサルシッチャ、乳製品は避けるようにしているわたしですが、今回ばかりはせっかくだからと、食べてみました。産地の説明を訳すのに夢中で、チーズを取り忘れたので、取りに行こうとしたら、「わたしのお皿に載せてくれたチーズの量が多すぎるので、半分どうぞ。」と、日本のお客様がすべて少しずつ分けてくださいました。わたしもチーズは、味は見たいものの、量を食べるのは控えたかったので、ありがたかったです。
誰も話していないし、質問がないときをねらって、「チャンス!」と、時々写真を撮りました。テーブルを飾るのに、季節の野菜や果物を使っているのも、彩りがきれいで、季節感があります。
英語圏の人たちが多い祝宴で、日本からお越しのご親戚のために、英日・日英通訳を担当したのですが、そういう国際色豊かな宴だけあって、お客様の中の日本の若い女性に、香港やスイス、ロンドンなど、世界各国で学んだり、働かれたりされている方が多いのに驚きました。そういう方たちはまた、なぜわたしがイタリアに暮らしているのかが逆に不思議なようで、よく質問をされました。
レバーの料理は夫の好物なのですが、わたしは苦手です。血を作るとは言うけれど、動物の内臓の中でも、特に肝臓には毒素がたまりやすいと聞いてもいるので、無理はせずに、少しだけ味見しました。日本のお客様の中にも、やはりレバーは苦手という方がたくさんいました。ニンジンやセロリなどの野菜と煮込んであって、ふだんこちらで食べるものに比べると、優しい味がしたのではありますが。
セコンドの締めは、子豚の丸焼きです。ポルケッタほどは肉を焼き込んでおらず、まだ生焼けに見える部分がありました。
いつ通訳が必要かが前もって予測しづらく、席も肝心のご親戚の方と同席ではなかったため、ご親戚のそばに行って訳そうと思ったら、カメラマンが間にいて遠慮してしまったり、とまどうことも多くありました。でも、他のお客様を始め、日本からお越しのご家族の方も、皆温かい方ばかりで、仕事を通じて、こうしたすてきな方々に出会うことができました。さらに、さまざまな人生の在り方に触れ、ウンブリアの食文化について、さらに学ぶことができました。お客様たちが、中世の宴を楽しむお役に立つことができましたようにと祈りつつ、今回の仕事の依頼者やお客様たち、そして、こういう機会が得られたことに感謝しています。
Pranzo medievale a Citerna 16/9/2013
– Ho partecipato da interprete. Gli ospiti venivano da diverse parti del mondo e tutti molto simpatici. Piatti interessanti, buoni…